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あなたの創作意欲を維持しているものは何ですか?

創作活動に限らず、勉強や仕事やスポーツなど、何かに打ち込むときのモチベーションは人によって様々だと思いますが、だいたい次の6つに分類できるかと思います。

① 金銭欲・・・作品をたくさん売って儲けたい
② 名誉欲・・・有名になりたい、すごいと言われたい
③ モテ欲・・・異性にモテたくてやっている
④ 義務感・・・仕事やノルマのためやらないといけない
⑤ 勝ち気・・・ライバルに負けたくない
⑥ 好奇心・・・好きだから続けている

どれか1つだけではなく2つ以上当てはまる場合もあるかと思いますが、これらのうちあなたにとって最も強い原動力となっているのはどれでしょうか?

今回は、これらの原動力が創作活動を続けていくうえでどう影響するかを書きたいと思います。

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① 金銭欲

作品をたくさん売ってお金を稼ぎたいという気持ちは、資本主義経済の日本で生活していく上で非常に重要なモチベーションとなります。

創作活動によっていくら稼げたかというのが、目に見える成果として一番わかりやすい指標であることは間違いありません。

しかし、お金を稼ぐことだけが目的となってしまったら、他に収入源ができた場合にモチベーションが維持できなくなるおそれがあります

例えば、作品の売れ行きが伸びないので、生活費確保のためにバイトを始めてそこそこ安定した収入が入ってくるようになったら、もう創作活動はどうでもいいやって気持ちになってしまうかもしれません。

あくまでもお金を稼ぐことは創作活動を頑張るという目的のための手段であり、お金は良い作品を作った見返りとして後からついてくるものなんだと捉えて、手段と目的を逆転させないようにしましょう

② 名誉欲

その分野で有名になりたいという気持ちや周囲から「すごい!」と言われたい気持ちは、向上心を高めるために非常に重要です。

クリエイターの場合は、例えば作った動画が100万回再生されたいとか、描いたイラストがすごく上手だと言われたいという気持ちなどが、モチベーションをとても高めてくれます。

ただし、名誉欲が強すぎる場合は、思うように承認欲求が満たされないと逆にモチベーションが下がってしまうおそれがあるので注意が必要です。

名誉欲の高さはプライドの高さでもあるため、例えば、DTMで少なくとも1万回以上は再生されるだろう思うくらい自信のある曲を投稿したのに100回くらいしか再生されなかった場合、プライドが傷ついてむしろモチベーションが下がる可能性があります。

あまり気負いすぎず、特に創作活動を始めた初期のうちは「たくさん見てもらえたらラッキー」というくらいの気持ちでいる方が良いかもしれません

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③ モテ欲

異性からモテたいという欲求は生物の本能であり、とても強いモチベーションになります。

特にバンドマンにこの傾向が強く、一説によるとバンドマンが音楽を始めたきっかけについて調査をしたところ、「モテたいから」と答えた割合が100%を占めたと言われています。

しかし、創作活動においては、異性からモテたいという欲求はあまり役に立ちません

バンドマンなどの人前でパフォーマンスを行う業種を除いて、ほとんどのクリエイターは家やオフィスでこもって活動していることが多いためあまりモテません。

それに、どれだけ早弾きの技術が高いギタリストだったとしても外見がハゲデブのおっさんだったら絶対にモテません

結局モテるのはイケメンか美女に限られるため、創作活動の成果とモテ度との間に相関関係はありません

④ 義務感

仕事として創作活動を行っている人は、仕事なので仕方なくやっているという方も多いかと思います。

また、最初のうちは好きで続けていたけど、人気が出てきて受注量を増やした結果ノルマや締め切りに追われることとなり、いつの間にか創作活動が義務になってしまっているパターンもよくあります。

責任を持って請け負った仕事については、当然ノルマや締め切りを守らないといけませんが、あまり義務感が強すぎるとプレッシャーに押しつぶされて創作活動そのものが嫌いになってしまう可能性があります。

せっかく好きで始めた創作活動を嫌いになってしまったら本末転倒なので、無理のない範囲で仕事を請け負うようにすることが大切です。

⑤ 勝ち気

再生数や売上数などでライバルに負けたくないという負けず嫌いな気持ちも、名誉欲と同様に向上心を高めるために非常に重要です。

ただし、ライバルに負けたくないという気持ちだけでやっていると、もしそのライバルに勝てたら、その時点で向上心はストップしてしまいます。

また、ベンチマークしているライバルの対象の範囲が狭ければ「井の中の蛙大海を知らず」のことわざのように広い世界を知ることなく満足してしまう可能性があります。

ライバルの存在はお互いを高め合うために重要ですが、そのライバルに勝つことだけが目的とならないようにしましょう

⑥ 好奇心

創作活動を行っている方は、好きだから・楽しいから始めたという方が多いと思います。

漫画が本当に好きで好きでたまらないので漫画家になったのであれば、売れなくても、モテなくても、漫画が嫌いにならない限り漫画を描き続けられるでしょう。

結局、好きだから続けられるというのが、一番長続きする強いモチベーションになると思います

創作活動が思うようにいかず挫折しそうになったときは、初心に戻って純粋に楽しんでいた頃のことを思い出すようにすれば、きっと創作意欲はまた沸いてくると思いますよ。

 


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